2017パラ水泳 ~中四国大会~

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5月21日、広島市心身障害者福祉センターにて第23回中国四国身体障害者水泳選手 権大会が行われた。

3月の記録会後初となる国内大会であったこの大会には、中国四国各県のほか全国から83名が参加。2017年強化・育成指定選手も出場した。

100m背泳ぎ(SB7)に出場した強化A指定の中村智太郎選手は、2週間の高地合宿を終えた疲労から状態があまり良くなかった中、前向きに試合に挑み「タイムは悪くなかった」と振り返った。

強化B指定の江島大佑選手は、50m自由形(S7)、100m自由形(S7)に出場。普段はバタフライや背泳ぎを専門としているが、持ち味の前半から積極的に攻める泳ぎで50m自由形では32秒12の好タイムを記録した。

育成S指定選手からは、藤原光里選手、岡部歩乃佳選手、中道穂香選手が出場。

藤原選手は100m背泳ぎ(S8)で1分40秒35の大会新記録をマーク。しかし、100m自由形(S8)の1分19秒74という結果は、自由形を専門としている藤原選手としては課題が残るものだった。

岡部選手、中道選手は共に伊予かんえい会に所属する高校2年生。同じ「ほのか」という名前を持ち、「運命的なものを感じる」(岡部選手)という二人は普段から仲が良く、競技の上ではライバルとしてお互いに刺激し合っている。この大会では100m背泳ぎ(S9)に揃って出場。納得のいくタイムではなかったものの、レース間隔が短く体力的に厳しい中、力強い泳ぎを見せた。岡部選手は100mバタフライ(S9)で1分20秒93の大会新記録をマークしたが、自身では「(1分)20秒を切れなかったのが悔しい」と厳しい評価を下した。中道選手も50m自由形(S9)で34秒97の大会新記録を出したものの、「反省ばかり」と目標の高さをうかがわせた。

さまざまな選手が異なる目標、異なる目的で出場する地方大会。しかし、練習を重ね試合に臨むからにはベストを尽くしたい気持ちはみな同じだ。互いに切磋琢磨しながら日本の障害者水泳を盛り上げていってほしい。

 

広報インターン生 鈴木優子 (慶応スポーツ新聞会)